さぁ始まった サンパウロ VS グレミオ。
昨日のメオンの乱入からなる因縁の試合だ。

サンパウロンのキックオフから試合開始!
早々に俺にパスが回ってきた。
ワンツーリターンを駆使して速攻をかける。
そして上手い事ペナルティエリアに入るのに成功、早くも絶好のチャンスが訪れる!

キーパー・メオンにドライブシュートがきかないのはわかっている・・。
だが本当にそうか?まぐれではないのか?
スマンみんな・・ここはもう一度だけ勝負させてくれ!!

いけ~!ドライブシュート~!!
メオンのパンチング!!

やはりダメか・・。
コイツには本当にドライブシュートはきかないようだ・・。
よしわかった、コイツには二度とドライブシュートは打たない。
みんな すまなかった、別の方法でゴールを奪おう!!

ドライブシュートが通じないからと言って意気消沈するサンパウロじゃない!
メオンのパンチングでこぼれた球をマリーニが拾いタハマタへパス。
そしてタハマタからジウへセンタリング!

そしてジウのヘディング!!
く・・クソ!
パンチングでジウのヘディングを辛くもセービング!
むっ!今のは・・

ジウのヘディングは防がれたが そのこぼれ球がアマラウの頭上へ。
まだまだサンパウロの攻撃は終わっていない!

アマラウのヘディングだ~!
く・・クソ!
アマラウのヘディングも防ぐが・・
む・・やはり・・

翼「(やはりアイツはダイレクトシュートに弱いらしい・・。
しかし俺のオーバーヘッドの威力では通用しない・・。
いったいどうすれば・・。)」

翼「待てよ!?」

あった・・あったぞ!
必殺のオーバーヘッドを打つ方法が!!

こぼれ球はサンパウロのリマが取った。

来い!俺に持って来い!!

そしてリマからペナルティエリア内にいる翼にセンタリング。

翼「これだ!このボールで決める!!」

!!
なに~!?
決まったゴ~ル!!
バ・・バカな・・!

翼「決まったぞ!俺のドライブオーバーヘッドが!!
攻撃力の高いオーバーヘッドにさらにドライブ回転をかけたシュートだ!」

サンパウロ01 : グレミオ00

続いてグレミオの攻撃。
サンパウロゴールに向かってジリジリと攻めあがってくるグレミオ。
サンパウロとの攻防でボールが場外に出てしまう。
グレミオのボールだったのだが 敵がここでまさかのコーナーキックからダイレクトシュートを打ってきた!
だがレナートが見事にダイビングキャッチ!ゴールを守った。

そしてそのままサンパウロの攻撃フェーズ。
パス回しで着実にグレミオゴールに近づき センタリングからジウがヘディングするがメオンに止められてしまう!
だがそのこぼれ球をマリーニがフォローし、ゴールサイドのタハマタへパス。
そしてタハマタから俺にセンタリングだ!
もう決めるしかない! 俺の2本目のドライブオーバーヘッドだ~!!」

いけ~!!
決まったゴ~ル!!

翼「(よし決まった!
確信したぞ・・俺のドライブオーバーヘッドはメオンを・・グレミオを倒せる!)」

サンパウロ02 : グレミオ00

続いてグレミオのキックオフ、グレミオの攻撃フェーズだ。
しばらく何度もボールが場外に飛び出すほどの攻防が続く。
そしてグレミオのコーナーキックがグレミオのエース、ダ・シルバの元へ!
アマラウ、ドトール、プラトンがダ・シルバの妨害に行くが!?

三人の妨害をかいくぐり、ダ・シルバのボレーシュートが放たれる!!
キーパー ボールに届かない!!
だがバチスタ必死のカバー! ゴールは守られた!

危なかった! バチスタ、よくやってくれた!!

ボールはこぼれ球になりグレミオのコーナーキック。
再びダ・シルバにパスがあがりサンパウロ窮地に!
だがドトールとプラトンの二人がダ・シルバを防いでくれた!

そしてこぼれ球はジウの元へ。
ジウがドリブルでボールを運び、パスワークからグレミオゴールを狙おうと思ったところで前半戦終了!

サンパウロ02 : グレミオ00

偶然にも閃いたドライブオーバーヘッドのおかげで、不安を抱いていた試合前の どんよりムードはすっかり消え失せていた。

後半に続く。

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